筋トレは毎日してはいけない?を検証
筋トレは毎日しないといけないわけではありません。むしろあまりお勧めしません。
どのように筋肉をつけたいかにもよりますが、単に筋肉の維持であれば週に1,2回、多くても3回程度、筋肉の増量であれば、週に5回ほどすれば、十分すぎるです。
そのため決して毎日する必要はありませんが、趣味などでジムに通っている方などであれば、問題ありません。しかし、筋肉を維持する、増量したい、という場合に関しては、毎日するということはあまりお勧めしません。どういう理屈で毎日しないほうが良いのかを今からみていきましょう。
筋肉のできるメカニズム
筋肉ができるというのは、筋タンパク質が合成される、ということです。
まずはアミノ酸から始まり、そこに酵素が働きます。このとき、アミノ酸が直線的に並び、一次構造ができます。
螺旋状やシート状になると二次構造になり、それらが球状になったものが三次構造と言います。
この二次→三次の時にpHが酸性に偏ってしまうとうまく合成できません。筋トレをしていると、乳酸などが発生してどうしても酸性に傾いてしまいます。つまり筋トレをしている間は、うまく合成されなくなります。そこで筋トレ中に、プロテイン、BCAA、EAAなどで効果的に筋肉を作る必要があります。
また、刺激を行うという行為が筋トレになり、刺激を一気に与えるには「強度」が必要で、そこから回復させることが大事です。
筋トレはどのくらいが最適な頻度?
毎日筋トレができるというのは、有酸素運動になっているということであり、これは遅筋を鍛えていることになってしまいます。
実際、しっかりと筋トレをする、という行為は無酸素運動です。もう少し具体的に言うと、筋肉を増量させたい方は速筋繊維を鍛える必要があるので、長い時間の筋トレというのは、遅筋を鍛える、ということになってしまいます。つまり、発達の刺激としては意味のないものになってしまいます。
肝心なのは、頻度ではなく、「強度」です。強い強度で行い、おおよそ75分以内に収まるようにし、回復させることが必要なので、基本的には週2回、部位を2つに分けて行うというのが筋肉の維持、増量に最適な頻度といえます。
ビルダーなどを目指す、さらなる増量を行いたい、と言う方はかなり細かに部位を分けて、週に5回というのがいいでしょう。どちらにしろ、必ず何もしない「回復させる日」というのは必要ですので、毎日というのは大会直前の減量の方など、特別な理由がない限りは避けましょう。
実際にどんなトレーニングをすべきで、他に必要なことは何があるの?
筋トレを毎日するのはよくない、と言うのであれば、結構簡単では?と思う方もいるかもしれませんが、実際には正しいフォームや姿勢の上でしっかりと適切な回数を行う必要があり、それに加えて、日々の食事や環境も大事になってきます。
なかなか思ったように筋肉がつかない、毎日やっていたから回数を減らすと不安、と言う方も含めて、最適なのは、パーソナルトレーナーに指導してもらう、というのは最短で、最速の方法でもあります。
筋トレは毎日してはいけない?まとめ
今回は、筋トレの頻度は毎日してもいいのか?について見てきました。
実際には、毎日というのはお勧めしません。週に2,3回の適切なトレーニングで、十分に鍛えることができます。
もちろん適切な食事、トレーニング方法を行った上での話なので、ただただサボっていいわけではないので、注意が必要です。
まずは、しっかりと専門家に聞くのが結局最強
いきなり週2,3回にしろと言われても、なにから始めるべきか、何を変えていけば良いのか、というのはなかなかわかりません。
自分で調べて行ってみることも素晴らしいことですが、筋トレのネットの情報はデマの情報も非常にたくさん多いです。
そのため、間違った方法で続けてしまうと、返って体に悪影響が出てしまいます。
あるいは、今筋トレをしているけれどもなかなかうまく筋肉がつかない、筋肉を増量したいけれど痩せてしまってきている、というような方も方法が間違っています。
そこで、無闇に回数や時間を増やしても意味がない、むしろ逆効果であると言うことは上で見てきました。
ですので、このような方は、まずは専門知識を持つパーソナルトレーナーに一度相談してみる、と言うことがベストです。
今までの筋トレのどこがいけないのか、それとも他に原因があるのかなどをしっかりと適切にアドバイスしてくれます。
無料カウンセリングを行っているので、いきなりお金を払う必要もないため、安心して大丈夫です。劇的に体つきが変わるきっかけになること間違いなしなので、是非一度無料カウンセリングから行ってみましょう。
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